売専days

ノンケが売専で働いていた時の心の葛藤や珍事件を更新しています。

お客さんの特徴

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ゲイのお客さんの特徴

今回はお客さんの特徴をまとめたいと思います。

指名に出ていて思ったのですが、よく喋るお客さんとあまり喋らないお客さんの絡んだ時の特徴があって、静かな人ほどプレイの時に積極的。

積極的ってよりも雑?っていうんですかね。

どっか痛めつけられる事が多かった気がします。

逆によく喋る割ときさくな人ほど、プレイは優しい。

優しいってよりもソフトなプレイが多いです。

最中は割と照れながらする人が多いです。

 

全員ってわけではないですが、たくさんの人を見てて思ったのですが、統計取ったら当たりそうな気がします。

 

あんま喋らない人見知りのお客さんに指名された時は、「今日ははずれだー!」って内心思ってました。笑

 

数は多くないですが、外国人はチップをくれる人が多い気がします。

当時はグーグル翻訳なんてなかったからボディランゲージと簡単な英語でやってました。笑

国民性なのかしっかりやればしっかりチップを出す気前の良いお客さんが多かったです。

ただなんて言ってるのかが本当にわからない。笑

 

それ以外は良かったですね。

お店のルールを守る事の大切さ

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お店ごとのルール

働いているお店によってルールは変わってきます。

《連絡先交換禁止》

《お店を通さずにお客さんと会う事の禁止(ヤミケンといいます)》

などなど。

上記にあげた以外でもたくさんのルールがあります。

僕は変なところ真面目だったので、ルールはしっかり守って仕事をしていました。

当時は稼ぐためにはお店から信頼される事。考えていたからです。

自分が気に入られればお仕事になるからお店はあんまり関係ないんじゃない?と考えるでしょうが、それは違います。

 

というのも最初にお客さんに接客するのはマネージャーさんだからです。

マネージャーさんもお客さんにはまた来てもらってお金を落としてもらいたい。と考えています。

変な子(評判の悪い子)を付けて「あの店は最悪」思われたらおしまいです。

それとマネージャーさんも人間です。

頑張っている子に稼いで長くお店にいて欲しいと思っているのです。

ルールを守って信頼してもらうといのは意味のある事なのです。

 

ただルールに縛られすぎてしまうのもお店の良いコマになってしまうだけです。

《連絡先の交換》《お店を通さずに会う事(ヤミケン)》

この二つも使いようだと思います。

連絡先の交換もヤミケンもお客さん側からすれば恋愛したいという事です。

お金は絡んでいるけど、恋愛っておかしな話ですが、特別な存在になりたいという表れだと思ってます。

これを断ると切れてしまうお客さんもいます。

それで僕は何人ものお客さんを失いました。

 

お店に報告すれば黙認してくれるマネージャーさんもいます。

(ダメな場合が多いですが。)

こういっところで信頼関係を普段からつなげておく事がとても大切です。

ヤミケンの場合はヤミケン風にしてあげると喜ぶお客さんもいます。

「私だけ特別なんだ。」って勘違いしてくれたらしめたものです。

黙認してくれた場合は、ヤミケンした場合にお店にもお店分をきちんと払う。

(お客さんにも事前に会うならこの金額と提示しておかないと会うだけ損をする事もあるので、事前によく考えてみてください。)

ダメって断られたら、ばれないようにしてもありかなと思います。

お店にばれた時はかなりのリスクですが、そこを考えてやるのも良いんじゃないかな思います。

お客さんも自慢したい人が多いので、本当に口の硬い人、他店に行ってない人などそういった部分を見極めてお客さん選びをしないと痛い目にあいます。

 

お店からの信頼があれば他店からの紹介で来るお客さんも増えます。

二丁目は狭い街なので、悪い噂も良い噂も伝わるのはとても早いです。

そうすれば自分の収入も増えていきます。

 

お客さんもお店も使いようです。

自分の叩いてる意味を見失わないように働いて欲しいですね。

仕事中に自分を守れるのは自分だけ

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仕事に対する姿勢

仕事は嫌いだけど、お金を稼ぐには手っ取り早い仕事早いうちから割り切っていました。

指名中は「この後なにしよう?」とか「ご飯なに食べよう?」とか他の事を考えながら仕事していました。

仕事中「なにやってんだろ?」とかネガティブな事を考えてしまうとストレスで病んでしまうから仕事の事はあまり考えないようにしてました。

 

改めて基本的な流れ改めて説明します。

お客さんが来店→マネージャーが接客→気に入ったboy(僕ら)を席に呼ぶor外出指名(絡み指名)

という流れです。

 

マネージャーはboyの味方です。

マネージャーは元々boy上がりの人が多いので、boyの気持ちがわかる人が多いので、悩みや愚痴などよく聞いてもらってました。

 

というのは当たり前なのですが、boyさんの中にはお客さんと接している時間が長いからか勘違いしてしまう子もいるみたいで、お客さんのいう事を信じてしまう事があります。

これってものすごく危険な事で、好きな子にいい顔するのは当たり前ですよね。

これ勘違いしてしまうと大きなトラブルに巻き込まれてしまう可能性もあるんです。

 

お客さんの言葉を真実か否か見極める力を身に付けておくと、実生活でも役に立ちます。

 

僕は基本的にお客さんは嘘つきだと思いながら仕事をしていました。

どんなにいい事を言っていても蓋を開ければ残念な結果ほとんどです。

嘘だと思っていた方がショックが少ないので、本当だった場合はラッキー程度に考えておく事で気持ち的にも楽になります。

 

話しが脱線しましたが、仕事をしていく上で、大なり小なり危険は付きものです。

例えば、財布を盗まれたとか、生でやられたとか。

上げたらきりがないですが、生でやられそうになった事は数え切れないほどあります。

 

生でやられそうになった時にお客さんが「大丈夫だよ」とか安心できそうな言葉を言いますが、こんな言葉に騙されてはいけません。

最初はやんわり断って続けるようなら、「帰りますね。」とばっさり切る事も大切です。

仕事をしていて、稼げるように一生懸命努力した時期もありました。

いくらリピートさんを捕まえようと思っても相性があるので、全てのお客さんをリピートさせたいと考えた事もありましたが、それは不可能だと気付いた時に、

《このお客さんは自分にメリットになるか?》

というとこで線引きして、マナーを守れない客は客じゃない。

と考えを変えたら気持ちが楽になりました。

 

自分の体が資本の仕事なので、無理をして稼いでもいつかガタが来る事を忘れずに仕事する事が大切です。

 

目的を見失わないように仕事をしたいものですよね。

売専で働いていた理由

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二丁目での働く理由

だいぶ昔の話になるので、文字に残しておくのも面白いかなと思いブログを作りました。 

テレビでもゲイタレントが頻繁に出てくるようになったのもここ10年くらいですよね。

僕が働き始めたのはちょうど10年くらい前でした。

テレビでもゲイの人が出てるってのはとても珍しい事でした。

そんな頃のお話です。

 働き始めた理由は人に騙されてしまい、140万円の借金をしてしまった事からです。

20そこらの僕に140万円という金額はとても大きなものでした。

アルバイトをしながら生活していたのですが、とてもアルバイトだけでは返せるような金額ではありませんでした。

当時出会い系が流行っており、当時の僕もよく出会い系で遊び相手を探して利用していました。

そんな時に一個のメッセージが入りました。

「イケメンですね。良いバイトがあるんですけど、興味ありませんか?」という内容のメールでした。

お金が必要だった僕は詳細を聞いたところ。

出張ホストのような仕事でお給料もとて魅力的だったので面接に行く事にしました。

面接

山手線の某駅にて面接でした。

緊張しながら待っていると、気の優しそうなおじいさんが迎えに来ました。 

おじいさん「面接の方かな?」

僕「はい。」

おじいさん「面接はこっちでやりますからね。」

と言われ付いて行きました。

場所は綺麗なマンションの一室でした。

 そこで、お店のシステムを一通り聞いたあとに。

「お客さんの9割は男性だから稼ぎたいなら男性も取らないと稼げないよ。」

と言われ、お金に困っていたので「やります。」

と伝えました。

 その後に体の洗い方などや絡み方などの研修を受け、その日は交通費をもらい帰りました。

家に帰ってから少し悩んだのですが、

「借金を早く返そう」というのが強かったため 働く事を決意しました。

前日におじいさんに働くなら夕方にまた来てくれると言われ、翌日同じ駅に行きました。

「お店に案内する」いう事で、そこのマンションの別部屋に住んでいた子に案内おじいさんが頼みました。

 初めて顔合わせした自分より若そうな男らしい子に案内されて、新宿へ向かいました。

歌舞伎町も通り過ぎそのまま進む案内の男の子。

見慣れない土地のため、どこに向かっているかわかりませんでした。

道中その子に話しかけました。

「ここってもしかして二丁目ってとこですか?」

男の子「そうですよー」

「だよね。」

この頃には稼いで早くやめようと思っていました。 

お店に到着して、お店の人(マネージャー)に会いました。

一通りルールや禁止事項などを聞き、「端っこの方に座ってて」という事でした。

お客さんが来ると横の子達が立ち上がり、時間が経つと座るというのを繰り返してました。

後で知ったのですが、これは《顔見せ》というらしいです。

お客さんに選ばれたら、外出か席に呼ばれて、一緒に話したりするというシステムです。

初めてのお仕事

お店に来てから3時間ほど経った頃に酔っ払ったお客さんが入ってきました。

僕の目の前のカウンター席に座り、ものすごく見ています。

「何見てんだろ?」

その時は思っていたのですが、 がんつけるってよりも違う見方なんですよね。

二丁目を歩いていると、すれ違う人と同じような視線。

二丁目を出ると味わう事がないような視線です。

そのお客さんがマネージャーと話しています。

マネージャーが僕の方に寄ってきて、

「あの人が指名したいって言ってるんだけど大丈夫?」

一瞬呆然としましたが、指名をもらわないと稼げないと思い。

「大丈夫です。」

と答えて、そのお客さんと外に出ました。

そのままホテルに向かい、絡み合いました。

「後ろできる?」

と聞かれ、やったことはなかったのですが、

「大丈夫です。」と答えました。 

感想は痛いよりも気持ち悪い感じでした。

仕事が終わった後にお客さんと色々話しました。

出身地が一緒だったのがびっくりしました。

帰り際にチップをもらい、店に戻りました。

その後に別なお客さんで泊まりという指名をもらいました。

《泊まり指名》12時間指名(夜22時から朝10時の指名)場合によっては、翌日の予定次第では朝8時まででも可能。

泊まり指名というのがとにかく苦痛でした。

慣れないうちは寝れないので、お客さんが寝た後に起きてテレビを10時間近く見ていた事もありました。笑

初日は泊まり指名が苦痛だった思い出です。

 

僕と同じようにお金の為に仕方なく働いている人もいると思います。

そんな人の教訓になるようなブログにしたいです。